マンホール(154):高田町下水の角蓋

【発見までの流れ】
高田町下水の蓋は、これまで丸蓋数枚の現存が知られてきた。

だが、どうやら角蓋がもう一枚残っているらしい、という話がTwitter上で出たのが12日の深夜24時を回ったあたり。貼られていたURLを見ると、たしかに既知の丸蓋たちに混じって角蓋が掲載されていた。
この角蓋、元ブログの記述によるとどうやらあまりおおっぴらには書けない妙な場所にあるらしい。

Twitterでは当然のように考察タイムがはじまった。GoogleMapの航空写真でそれらしい蓋を見つけて、深夜2時だというのに現地に赴く猛者も現れた(結局これはただの消火栓の蓋だったそうだ)。

13日の午後、上の猛者氏は目白・南池袋・雑司が谷などを自転車で踏破。しかし、問題の蓋は見つからなかったという(代わりに都電の学習院下停留所付近で丸蓋の新発見があったそうで、それはそれで目出度い発見であった)。

となれば、他の区域にあるのか、それともよほど奥まった場所にあるのかどちらかだ。
林丈二「マンホールのふた」にかつて同型の角蓋が目白2に2枚存在した旨の記述があることや既知の蓋はすべてこのエリアに集中していることから、やはり物件は目白界隈にあるのではないかと考えた私は、14日の昼まえ、徒歩で存在推定区域を踏破すべく出かけたのである。
自転車では見つからない場所に絞れば手っ取り早かったのだが、あまり土地鑑のない目白界隈を歩いてみたかったのでしらみつぶしを試みた。

だが、三時間歩いて成果はほとんどなし。木製電柱くらいしか収穫はなかった。発見は、そろそろ帰ろうかと思いはじめた矢先であった。


【これが高田町角蓋だ!】
mh154-1.jpg mh154-2.jpg
これだ……! 確かに微妙な場所だ。一見して私道っぽい路地(あとで調べたらやはり私道だった)の奥で、徒歩ならまだしも自転車で乗り入れるというわけにはいかないところに位置していた(自転車で仮に踏み込んでいたとしたなら、そのマンホロジストは譴責されても仕方ないほどだろう)。第一報告者同様、私も詳細位置は公表しないことにした。

mh154-3.jpg
紋章部分。データベースでいうところのAタイプだろうか。

mh154-4.jpg mh154-5.jpg
サイズ比較用に我が使い古した携帯を置いてみた。長さ103mm、幅50mm程度である。してみると62~65センチ角程度だろうか。

似たような路地を探せばまだもう一枚くらいあるのかもしれない。
しかし、明らかな私道にまでむやみに乗り込んでいくのはやめましょう。

マンホール(153):東京都水道局のケーブル室蓋

例の和田堀給水所訪問で見つけたもの。だいぶ以前にTwitterで見せてもらってことはあったが、実見はこのように遅くなってしまった。

mh153(cable) (1) mh153(cable) (2) mh153(cable) (3)
機能としては、今日の通信線テレメータと同じものであろう。流量等を計測してデータを電送し、水漏れ等の異常を検知するシステムに用いられているものと思われる。

mh153-4.jpg
給水所内の植え込みにはこのような杭が多数あった。

【仮まとめ】23区内の木製電柱

【1】港区白金台5(自然教育園敷地内)
木製電柱_白金台 木製電柱_白金台拡大
この日撮った写真を後日見返していたとき、奥に思いがけず写っているのを見つけたものである。
わかりにくいので拡大すると右のごとし。


【2】世田谷区大原2(和田堀給水所内)
木製電柱和田堀 (2)  木製電柱和田堀 (1)  
桜の木立に擬態して立っていた。この日見つけたもの。


【3】大田区中馬込2(公道上)
木製電柱_西馬込


【4】豊島区目白2(公道上)
電電公社−NTTのものである。

木製電柱_目白2 (1) 木製電柱_目白2 (2) 木製電柱_目白2 (3)
全景・上端・上部
木製電柱_目白2 (5) 木製電柱_目白2 (4) 木製電柱_目白2 (6)
中部・標示板・メモ書き


【5】文京区本郷7(東大本郷キャンパス内・工学部5号館裏)
工学部五号館と言問通りの間に、旧船舶工学の実験棟があるのだが、そこに沿うようにして5本もの木製電柱が建っていた。

木製電柱_東大1-1 木製電柱_東大1-2 木製電柱_東大1-3 木製電柱_東大1-4
西側(本郷通り方向)から数えて一本目。
木製電柱_東大2-1 木製電柱_東大2-2 木製電柱_東大2-3
二本目。昔風の街灯がいい。
木製電柱_東大3-1 木製電柱_東大3-2
三本目。木に擬装。
木製電柱_東大4-1 木製電柱_東大4-2 木製電柱_東大4-3 木製電柱_東大4-4
四本目。現役であることを示す多数の電線がからみつく。運動性能研究室ですってよ。
木製電柱_東大5-1 木製電柱_東大5-2
五本目。最後の二本は、比較的近い距離に建っていて、このように一枚の画像に収まる。

2012年4月の読書メーター

201204matome.jpg


2012年4月の読書メーター
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マンホール記事加筆祭り

恒例(でもないか)の加筆祭りを行った。

マンホール(15):住宅公団のマンホールに画像追加
マンホール(55):荒玉水道町村組合の蓋に画像追加
マンホール(56):東京都の共同溝に都内最長蓋を追加
マンホール(82):東京市水道局の空気弇[空氣弇]に和田堀の画像追加
マンホール(84):東京都の水道泥吐室の蓋に同画像追加
マンホール(86):震災時仮設トイレになる人孔に三河島の画像追加
マンホール(92):東京市の燈孔の蓋に代々木画像追加
マンホール(125):北豊島郡・王子町の蓋に三河島に保管中の蓋画像追加
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Author:rzeka
マンホール等探索者。

因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



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