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    マンホール(229):高崎市の長野堰の蓋

    前回に続く高崎市ネタである。

    mh229長野堰
    長野堰とは、今日の高崎市を横切る用水・疎水であるらしい。ウェブ上の情報によれば、原型となる水路は千年以上前という古いもので、これを戦国時代の武将・長野業正が今日のように整えたものらしい(参考として高崎こんしぇるじゅ2農水省の関連ページ等を挙げておこう)。
    高崎駅から北西に7キロほどの頭首工(高崎市本郷町)で烏川から取水、高崎市中心街の北辺あたりを流下して駅東の円筒分水堰に至っている。この円筒分水堰はその方面の人には大変有名なものであるそうだ。

    で、問題のマンホールであるが、これは長野堰の本流とはちょっと離れたところにある。幹線道路の歩道上だったと思う。なんのための蓋なのかよくわからないが、かつての分水のあとでも暗渠化されて生きているのだろうか?



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    マンホール(227):高崎駅前の群馬県章風蓋

    昨年、決死の秘境・群馬県探検に赴いた際に高崎駅近くで見つけた蓋である。

    mh227高崎駅前 (1) mh227高崎駅前 (3)
    一般的な東京市型地紋のまんなかに見慣れぬ紋章が入っている(尤も、グンマーランドの紋章になんてひとつも心当たりはなかったわけであるが)。

    mh227高崎駅前 (2)
    中央部の拡大。原住民のウォークライに脅かされながらの撮影だったので不覚にも手の影が入ってしまった(このウォークライは単なる下手なストリート・ミュージシャンであることがじきに判明した)。
    「群」の偏と旁を上下に並べたもの(松→枩や町→甼の要領だ)で、群の字の古字であるようだ。
    群馬県紋章にもこの古字はあしらわれている。


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    多分この蓋。高崎駅西口にある。

       ※   ※   ※


    mh227-4.jpg
    またこれは同東口にて見つけた下水管路の敷設工事。

    マンホール(206):香川県高松市の行政系の蓋

    高松市シリーズの掉尾を飾るのはなんと寄せ集めである。
    国・県・市の設置になる蓋どもを一括りにしてみた。

    mh206 (1) mh206 (2) mh206.jpg
    最初の二枚は同じもの。夜道だったので反射しているが、鉄蓋に白のみでシンプルに着色したものだ。
    瀬戸大橋(だと思う)をデザインした、国の機関とはいえ地方色もある物件だ。
    三枚目はE地紋のCAB蓋。電線共同溝だと思う。

    mh206 (3) mh206 (4) mh206 (5)
    この三枚は香川県のマークが入っている。県道の排水や、同歩道上の配線を収めた蓋だと思う。

    mh206 (6) mh206 (7) mh206 (8)
    これは市のもの。高松市の紋章入りだ。三枚目のものには、四国電力のマークも同居している。
    これらは琴電・瓦町駅近くの歩道上で見たもので、ここは市道なのだろうか。

    なお、これらの蓋はいずれも高松市中心部のそう広くない範囲で見つけたものである。
    国県市が手近に揃っている辺り、いかにもその土地の要衝らしい、と探蓋師の目には映るのである。

    マンホール(169):雑記 都章入りの蓋あれこれ

    路上には、一見雨水・下水の蓋のように見えながら、お馴染みの下水道局マークではなく都章のみが書かれた蓋というものが結構ある。
    こういうものはどうやら東京都建設局道路課(また古くは土木課)あたりが設置したものであるらしいのだが、素人には一見よくわからない。都道の周辺の排水溝などによく見かけるが、ものによっては電線等を収納した蓋である可能性も否定出来ない。
    まあそういう素姓がいまいちわからん蓋たちであるが、フォルダの中に溜まってきたのでとりあえず公開してみることにした。

    mh169- (1)
    小石川のこんにゃくえんまの前にある。昔の下水道雨水枡蓋にちょっと似ている。これ自体結構古そうであるが、一部欠けているのが残念。

    mh169- (2)
    これはどこだったか。杉並区梅里あたりの小さな暗渠上だったかな。

    mh169- (3)
    これは確か武蔵野市の五日市街道沿いの歩道で見つけた。

    mh169- (4) mh169- (5)
    こいつは千石の不忍通り沿い歩道にある。

    mh169-4-5.jpg
    上のものに似ているが、これは御茶ノ水駅付近。

    mh169- (6)
    千駄木辺り。他所ではあまり見ない。

    mh169- (7)
    巣鴨駅付近。これは下水ではない可能性大。電線関係?

    mh169- (8) mh169- (9) mh169- (10)
    荻窪陸橋のところだったかな。ちょっと都章がよそとは違って変わっている。

    マンホール(160):都水道局建設省共同溝の蓋

    ひと月近くも開いてしまったが、前回の建設省共同溝に続いて都水道局建設省共同溝である。

    mh160-1都水道局建設省共同溝  mh160-2都水道局建設省共同溝
    白山通りなどにある。
    プロフィール

    rzeka

    Author:rzeka
    マンホール等探索者。

    因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
    rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



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