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マンホール(57):東京府の下水道

昭和7年に東京市域が拡大された際、郊外自治体独自の水道事業が東京市(現・東京都)水道局に併合されたことは先日の記事で書いたとおりである。
同様のことは東京都下水道局にも起こった。詳細は後の機会に譲るが、10余りの町/組合(王子町・巣鴨町など)が東京市下水道局に併合されたという。これらの町は概ね北区・豊島区等の旧15区の北側に集中している。
これに対し、現在の渋谷区・新宿区にあたる一帯の町は上水道を持っていても下水道は営まない例が多かった。
とはいえ、それは整備が遅れていたためではないようだ。どうやら、この方面の下水は東京府が運営していたらしいのだ。
林丈二「マンホールのふた」P.62に東京府のものと思われる蓋がいくつか掲載されているのだが、これらはことごとく東京市オリジナル15区の外に設置されている。

東京府の蓋は新宿・渋谷の古い道などにわりと残っているようだ。下の蓋は、青山学院大キャンパスの東端西端の歩道に数枚あったものである。

mh57-2.jpg  mh57-1.jpg





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マンホール(56):東京都の共同溝

神保町を歩いていたら、下水道の特殊人孔蓋に似た、やや古そうな蓋を見つけた。
携帯しか持っていなかったので画像は粗い。

mh56-1.jpg  mh56-2.jpg

マークを見ると東京都共同溝とあった。
同じ道なりに、やはり共同溝ふうの蓋(古い鉄蓋ではなく、新式の石畳風etc.のもの)がちらほら見受けられた。
恐らく埋設されているものは一緒なのだろう。この写真の蓋だけ交換を免れたということかもしれない。


後日、九段下方面から靖国通りを神保町に向かって歩いていたら、他にも多種の共同溝蓋が存在することに気がついた。
古書店街より西にはあまり行ったことがなかったのでずっと見落としていた。
まずは上下水道関係のもの。

mh56-3(都共同溝ポンプ室1) mh56-4(都共同溝ポンプ室2)
ポンプ室。上掲画像に似ているが文字が入っている。たぶん下水だと思う。

mh56-5(都共同溝水道1) mh56-6(都共同溝水道2)
mh56-7(都共同溝水道制水弁1) mh56-8(都共同溝水道制水弁2)
して、これらは上水のようだ。上段は不明だが、下段は制水弁だ。

mh56-9(東京都共同溝東電1) mh56-10(都共同溝東電2)
さいごに東電。横断歩道のところにあり、他のものより摩滅が進んでいる。

   ※   ※   ※

mh56-11.jpg  mh56-12.jpg  mh56-13.jpg
これは日比谷通りの歩道にあるもの。この蓋はとにかく長く、180センチほどある。都内最長級ではなかろうか。

(2011/09/02追記)
(2012/04/28追記)
プロフィール

rzeka

Author:rzeka
マンホール等探索者。

因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



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