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チェコ・ブルノのマンホール

さて、プラハ編鉄道編に引きつづき、マンホール・ブルノ編である。
ブルノのマンホールは、汎用品が大多数で、多様性という点では面白味を欠いていたのは否めない。
だがプラハにはない傾向の骨董蓋を発見することができたので、収穫は大きかった。

とりあえず、現行のブルノ市下水。

23日マンホール (1)  23日マンホール (3)
brnensky kanarizace

23日マンホール (2)
また、プラハの小地区でも見つけたのと同型の蓋がブルノにもあった。ただそんなに古いものではない。この国ではよくある仕様なのかも。

23日マンホール (4)
フラヴニー・ナードラジーの向かいの道にあった謎蓋。なんというやっつけ仕事だよ。…と一瞬呆れたが、よくよく考えるとむしろこれは手間がかかっているのでは。

24日マンホール (1)
形は日本の燈孔のようだ。用途不明。ブルノ市の銘だけ。

24日マンホール (2) マンホール11日 (3)
水道ハンドホール。

30日マンホール (1) 30日マンホール (2)
プラハでも見かけた作業風景。ブルノでも見つけた。というかこの国では下水にせよ電気関係?にせよ、マンホール/ハンドホールを開けての作業風景を街中でよく見る。5日に一度くらいの割合でどこかしらで蓋の開いた孔を見かけた。

また別の日にはこんな下水作業車も見た。
下水作業車
とてもわかりやすい。でも木の根っ子で破壊されるヒューム管ってどうなんだ。

30日マンホール (3) 30日マンホール (4) 30日マンホール (5) 30日マンホール (6)
ブルノ編の真打。チェコスロヴァキア独立以前、ブルノがまだドイツ語でブリュンBRÜNNと呼ばれていた時代の蓋(ナチ支配下にもドイツ語の蓋が設置されていた可能性がなくはないが、保護領時代にもいちおう公用語は形式上チェコ語だったはずなので微妙なところだ)。とある教会脇の坂道で発見した。このようなドイツ語蓋の存在は私のチェコ語の師匠A先生に教えられて予め知っていたが、滞在しはじめてから一週間ほど経ってようやく現物を見ることができた。

一旦その仕様を知ると他所でも見つけ易くなるもので(装丁を知っている本は古本屋で見つけやすいのと一緒)、学食最寄りのバス停にも一枚あることにじき気づいた。これは蓋下部/人孔上部の様子も見られる貴重な例。
マンホール2日 (1) マンホール2日 (2) マンホール2日 (3)

結局その後20枚以上見つけることができた。年を考えると残存率は悪くないかもしれないが、文字が鮮明なのはこれらの写真にある蓋くらいなもので、他のものは摩滅が著しいものや錆びているものが殆どであった。遠からずブルノの街角からドイツ語蓋は消えてしまうかもしれない。

マンホール2日 (4) マンホール2日 (5) DSCF3638.jpg

チェコ最大の企業シュコダのマーク(右の車のエンブレム参照)入の蓋。車だけではないのだ、この会社。トラムも大体シュコダ製だった。たまにタトラ社製らしき車両もあったがよくわからない。
そういえばシュコダはもうだいぶ前にフォルクスワーゲン傘下に入ったとか。チェコの国民車が「フォルクス」支配下って…。アーリア人の再侵略じゃ! ◯国人ならワーゲン本社に火でも付けかねない状況だと思うのだが。

マンホール11日 (1) マンホール11日 (2) マンホール11日 (4)
謎蓋。一番下にある蓋の文字は用途ではなくメーカー名らしい。

まあこんな具合である。なんだか普通の旅行記も書けそうな気がしてきた。書くかも。とりあえず次はチェコだけにビール編行くか?
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チェコ(プラハ~ブルノ)の鉄道関係のもの

前回の記事の終わりで駅のものを紹介したついでにちょっと脇道にそれ(鉄蓋愛好家にはより一般的なほうの「鉄」嗜好を併せ持つ人が多いように見受けられるので)、プラハ~チェコ間を鉄道で移動したときの様子なども書いてみる。

プラハ中央駅(Praha Hlavní nádraží)を10:02に出発し、13:42にブルノ中央駅(Brno Hlavní nádraží)に到着するČD(České dráhy:チェコ国有鉄道)679便の二等車に乗ったわけであるが…。
だいぶ早く駅に着いたので、とりあえずホームをうろつく。

DSCF3448.jpg
関係ない列車の時刻表示。

DSCF3449.jpg DSCF3450.jpg DSCF3451.jpg
ホームにいた近郊区間を走ると思しき古い車両。

DSCF3452.jpg DSCF3453.jpg 
その向かいにいた列車。車を積んでいる。スロヴァキア鉄道の車両だった。

DSCF3456.jpg DSCF3457.jpg DSCF3458.jpg
ホームには液晶?表示の先進的な時刻表が。自分の乗る便を探して画面をスクロールすると見つかった。拡大やスクロールは下のボタンで。もっともこんな近代的な代物はブルノ中央駅にさえなかったので、たぶんプラハだけだろう。

DSCF3459.jpg
ホーム全体はこんな感じ。ホームは6,7本だろうか。それらを覆うようにカマボコ型の屋根が付いている。

DSCF3460.jpg
自分の乗る便の表示が頭上の掲示板にも出た。

DSCF3461.jpg
駅名表示。プラハ中央駅とある。下のポスターは「ハリー・ポッター7」。街中こればっかりってくらい貼ってあった。くそ、米帝め。

DSCF3462.jpg
二等車のコンパートメント。途中で30分ほど同室の客が誰もいなくなり、その間に撮影。
写真があるのはこれくらい。そうそう、二等車のトイレはなかなか凄かった。具体的に不潔な点がさほどあったわけではないが、とにかくボロかった。一等車だと違うのかどうかは知らないが。

それから鉄道関係としては、ブルノ市のトラムのものを。

DSCF3497.jpg
ブルノの市営交通の券売機。料金は時間制で、買った切符は乗車したらすぐに車内にある改札機に通して時間をスタンプする必要がある。22コルナ(110円ほど)で、改札してから60分間トラム(路面電車)やトロリーバス、バスに乗り降り自由。検札は抜き打ちで時々あるだけなので、ある意味良心に委ねられたシステムであるが、無賃乗車が発覚した時のペナルティは700コルナ(3500円くらいに相当、ただし物価の差を考えると6~7000円は取られるようなものと考えていい)と高い。
私は大学が用意してくれたサマースクール期間中有効の定期券を貰うことができたので切符は最初の3回分くらいしか買っていない。というか買っておいたまま未使用のやつが一枚ある。まさか定期券までくれるとは思っていなかったので…。
全体にサマースクールは過保護なくらい色々便宜を図ってくれてありがたかった。遠足の全日には学食で弁当も持たせてくれたりした。私費参加者に知られたら呪殺されそうだが、食堂の閉まるときの食費の補助さえあった! 
某機関にはいつか恩返し致します。
私は滞在中2回検札に遭遇したが、その一回目には隣の高校生くらいの少年が無賃乗車発覚で700コルナ召し上げられて死にそうな顔をしていた。きっと母ちゃんにとっちめられるのだろう。ああ可哀想に…。
車両自体の外見はこんな感じ。

DSCF3581.jpg
旧市街の中心である自由広場付近にて撮影。
車体広告のあるやつとしては、ブルノ・フィルのフェスティバル仕様のものがいた。

ブルノ市電 (1) ブルノ市電 (2) ブルノ市電 (3)
作曲家のファーストネームが色々書いてあるのだが、一番目立つのがブルノ所縁のレオシュ(ヤナーチェク)。ベドジフ(スメタナ)やアントニーン(ドヴォジャーク)、ボフスラフ(マルチヌー)らよりもでかい字。右の車両のドアのところの作曲家、イニシャルのG以外潰れてて哀れ。

ブルノ市電 (4) ブルノ市電 (5)
また古そうなやつや、車体広告なしの標準形らしいもの。
中は普通だ。一般市民のポピュラーな足であり都営荒川線より客層も若いが、健康な野郎は四の五の言わず立ってろという雰囲気は荒川線と一緒(私は荒川線で座った経験がない)。

それから帰りのブルノ駅風景。

ブルノ駅 20日 (1)
ホームは低く、鉄道員はそのまま徒歩で渡っている。多分一般乗客がやると怒られるんだろうが。

ブルノ駅 20日 (2)
素人目にも古い電気機関車。

ブルノ駅 20日 (3)
ホームも全体に古い。プラハとは大違い。

ブルノ駅 20日 (4)
機関車もシュコダ製。

ブルノ駅 20日 (5) ブルノ駅 20日 (6)
近郊交通機関の切符の改札機。形はやや違うけれど、トラムやバスにあったのと同じ用途である。

ブルノ駅 20日 (7)
乗る列車の標示。
ウィーン発プラハ行きの国際列車で、コンパートメントにはやかましいギリシャ人の四人連れが既に乗っていて出来上がっており、なかなか難儀した。一人が旅行会話帳的なものを音読していたが、ハーチェクやチャールカ完全無視。まあ普通そうだよな。

長いので一旦終了。なんだか鉄道編のほうが長い気がするのは気のせいか? まあプラハには正味2日半くらいしかいなかったからなあ。

チェコ・プラハのマンホール

ひと月以上の長い期間にわたって新しい記事を投稿していなかったのはべつにさぼっていたとかいうわけではない。チェコのブルノという街に行っていたのである。
チェコでは毎夏、プラハ・ブルノ・オロモウツなどのいくつかの街の大学で一ヶ月間のサマースクール(短期の語学留学プログラム)をやっている。某機関が参加費用の約1200ユーロをお恵みくださったので、ちょっとブルノのマサリク大学というところで勉強していたのだ。週に5日、朝カタギな時間に起きて登校、なんてのは小1~大学1年以来の久々の経験だったが、毎日ぜんぜん疲れが抜けず体力の衰えを感じた。トシだな。
広島より西に行くのは生まれて初めての経験であった。なお、行ったことのある最東端は納沙布岬、最北端は宗谷岬である。すなわち、出国自体が初めてというわけだ(今時四半世紀も生きていて海外経験のない人間も珍しいとよく言われるが、私ら亜寒帯生まれの田舎者はそんなもんですよ)。
初めての海外でチェコに独りで一ヶ月というのは、出かける前はものすごく無謀なことに思えたけれど、いざやってみると屁でもなかった。入出国のような手続きはすべて、拍子抜けするほどあっけなく通された(小心者の私は想定問答集まで拵えたのであるが)。
見当違いだったのは、使えると思っていた本の安い発送方法が包装の仕様上(しっかりした箱に詰めねばならなかったのだが、丁度いいものがすぐに手に入らなかった)受け付けてもらえず、止むなく通常の船便を使わざるを得なかったことと、帰りのヘルシンキ-成田便が機材のトラブルで3時間近く遅れたことくらいだ。
前者はじっくり探せば適当な箱を見つけられたかもしれないが、貴重な滞在期間をそんなことに費やすのもなんだか馬鹿馬鹿しくなり [誰か「ブルノはどうでしたか?」私「箱探しに明け暮れました」――なんて馬鹿みたいじゃないか] 、勢いで所期の方法の4倍近い送料を払ってしまったのであった。後者についてはトラブルの内にも入らないと隣席の旅慣れた感じの方は言っていた。
旅行記的なものは(面倒だし柄に合わないので)これ以上続けないが、とりあえずチェコで見つけたマンホールについてはまとめておきたいと思う。
…というわけで、まずは最初に二泊したプラハ編である。

ざっと歩いてみた感じでは、プラハの市中の蓋は汎用品が多いようだった。土地の銘や紋章が入った蓋もたくさんあるけれど、割合としてはそんなに多くない。とりあえず下水蓋からはじめよう。

22日マンホール (1) 22日マンホール (2) 22日マンホール (3)
prazska kanalizace「プラハ市下水」の銘入り。下水のことをチェコ語でkanalizaceというのか。英語のcanal、漢語の渠に通じる表現のようである。

22日マンホール (14)
雨水枡蓋。これは普通。

22日マンホール (9) 22日マンホール (10) 22日マンホール (11)
下水作業風景である。旧市街の観光地のど真ん中で、東京でもそんなに見たことのない蓋を開けての作業に遭遇。車体の文字によると上水vodovodyと下水は同じ団体がやっているようだ。

22日マンホール (12) 22日マンホール (13) 22日マンホール (15)
カレル橋を渡りマラー・ストラナに入ると、そこには1912銘入りのマンホールが! 摩滅が激しく読みにくいが1908年ものも発見。

22日マンホール(5.5)
続いてvodovod=上水道。制水弁的なものだろうか。以前twitterでスロヴァキア在住の方に見せてもらった蓋に似ているような。同じものかもしれない。この蓋は後述のブルノにもたくさんあった。

22日マンホール (4)
plyn=ガスの汎用蓋。上水蓋とガス蓋のデザインが似ているというのは、日本ではあまりないことだ。社会主義で、もともと同じ一つの公営企業に拠っていたことと関係するのかも。

22日マンホール (8)
plyn vod-ka なんだそれ? ハイフン無かったらヤバイな。

22日マンホール (6)  22日マンホール (7)
prazska plynarenska プラハ市ガス。これは今風だ。

22日マンホール(17)
通信系の蓋。Spt telecom nosnost 3t とある。

22日マンホール (5)
kzとある。謎蓋。

DSCF3454.jpg
プラハ中央駅ホームのマンホール? だかなんだかいまいちわからないもの。たぶん蓋。でも違うかも。煮え切らない私。
 一旦切ろう。
プロフィール

rzeka

Author:rzeka
マンホール等探索者。

因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



当ブログについて:リンクはご自由に。拙文がリンクされるようなサイトの話題には多分関心があるので、よければリンク張ったら呼んで下さい。画像の直リンクはfc2の環境上望ましくない(ちゃんと表示できないケースが多い)ようですので、あまりおすすめしません。なるべく記事ごとかブログトップ、カテゴリトップへのリンクを推奨します。但し、文章・画像その他すべての著作権は当方に帰属します。 ©rzeka

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