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    マンホール(203):香川県高松市の上水道蓋

    下水道蓋に続き、上水道関係の蓋である。香川県の水道蓋は坂出市を紹介済みだが、それともちょっと違う首府・大都会高松のものを堪能されたい。

    mh203 (1) mh203 (2) mh203 (3)
    消火栓蓋からご紹介。カラー2点と無色蓋。前二者は高松の「高」の下に「水」の字をあしらった水道章?が鋳出されているが、後者は市章(市のサイト参照)をベースにしたものであり、根本の割れた矢印のようなものは松葉の図案化であるようだ。よく見ると前二者の水道章にも松葉のモチーフが一応含まれてはいるようにみえる。

    mh203 (4) mh203 (5) mh203 (6) mh203 (7) mh203 (8)
    続いてハンドホール小蓋。順にコメントしてみよう。
    「水」1字のものは汎用品なのだろうか、どこか他所でも見たような気がしなくもない。
    「インサート弁」には文字部分に間仕切りがなくのっぺりとしていて、都内では見ない外観なので面白い。
    「仕切弁S」は、紋章と合わせて5文字分に分割されていて、これはこれで珍しい。
    「S仕切弁 配 150」今風のキャップ式カラー蓋。
    「制水瓣」これは紋章が先に紹介した二つとは違っている。一説によるとこれは二番目くらいに古いものらしい。ネットで見つかる一番古そうな蓋画像(阻水瓣)には、市章そのもの(あるいはよく似たもの)が描いてあるように見える。

    mh203 (9) mh203 (10) 
    続いて他の用途の大ぶりの蓋をご紹介。空気弁2種。黄色と青とで何か違うのかしら。

    mh203 (11) mh203 (12) mh203 (13) mh203 (14)
    仕切弁4種。比較的着色された蓋が目立つように思われた。

    mh203 (15)
    最後に歩道から撮った車道上の蓋。「防火水そう」であるが、黄色枠もないがいいんだろうか。

    マンホール(202):香川県高松市の下水蓋

    前回の岡山電軌の記事以来、久しぶりの西日本蓋紀行である。
    今回は香川県に戻る。四国の首府・高松市の下水蓋をお目にかけよう。

    mh202-1下水デザイン無色 mh202-2下水2色 mh202-3下水カラー
    これが目下一番新しい仕様の蓋だと思われるデザイン蓋。無色とカラー蓋の間に白黒に加工されたものがあった。
    絵柄は那須与一。屋島の戦いにおいて平家方の掲げた扇の的を射抜いた逸話で知られる武士で、蓋にもその場面が描かれている。屋島は高松市の郊外に存在する。

    mh202-4下水幾何地紋 mh202-5下水幾何地紋汚水
    幾何学地紋蓋。

    mh202-6下水名古屋型 mh202-7下水替り名古屋
    名古屋型の蓋もいくらか見つかった。中には輪郭線だけの変種も少数存在していた。

    mh202-8下水謎地紋
    なんだかよくわからないデザインの地紋も。松かさのようなホップの実のような不思議な柄である。
    プロフィール

    rzeka

    Author:rzeka
    マンホール等探索者。

    因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
    rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



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