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    マンホール(81):東京府の消火用吸水孔

    神宮前に2枚ある有名な蓋である。
    先日遅い時間ではあったが通りかかったので撮ってきた。
    光の当たり方がどちらも今一つ。
    mh81-1.jpg  mh81-2.jpg

    設置者は東京府。現場は渋谷川暗渠の上であり、設置当時この蓋は八千代橋の上であったはずだ。
    このあたりの14の橋は、昭和10年から着工の渋谷川上流改修工事(宮益橋~千駄ヶ谷の観音橋の区間)の際に架け替えられたという。蓋の設置もその時期だと思われる。なお、八千代橋付近の暗渠化は昭和38年頃着工。
    このあたりの事情は白根記念渋谷区立郷土博物館・文学館『特別展 「春の小川」の流れた街・渋谷 ―川が映し出す地域史―』の充実した図録に詳しい。





          ※   ※   ※

    この蓋に類似したものが、2011年に善福寺川に架かる和田廣橋(中野杉並区境)にて見つかった。この蓋の記事も参照いただきたい。
    そちらの記事では設置者等についての考察も行っている。
    なお「マンホールナイト2」にて筆者が行った発表中にも二種類の蓋への言及があるので乞御参照。
    マンホールナイト2資料
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    架橋時期について

    とりあえずコメ欄に補足。
    八千代橋の架橋は昭和10年9月とのこと。
    参照:『渋谷の橋』(東京都渋谷区教育委員会、1996)

    No title

    消火用吸水孔についてさらに調査して記事を書きました↓
    http://rzeka.blog88.fc2.com/blog-entry-408.html
    プロフィール

    rzeka

    Author:rzeka
    マンホール等探索者。

    因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
    rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



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