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マンホール(94):大久保町の下水道蓋

あまり資料の調査が行き届いていないのだが、画像フォルダに眠らせておいても仕方ないので記事にしてしまう。

現在の新宿区の一角を占める大久保町の蓋である。
まずは新宿区の成り立ちから説き起こそう。この区の成り立ちは単に本郷区と小石川区が一緒になっただけの文京区などと比べると厄介だ。東京市オリジナル15区に属した部分と郡部だった部分とにまたがっているためだ。
詳細は端折ってごく大雑把に纏めると以下のような流れだ。

明治22(1889)年 近代市町村制度の発足。東京市四谷区・東京市牛込区・淀橋町・大久保村・戸塚村・落合村などが発足。各村は明治末~大正にかけて町制施行。
昭和7(1932)年 淀橋町・大久保町・戸塚町・落合町が合併し、東京市淀橋区発足。
昭和22(1947)年 四谷区・牛込区・淀橋区が合併して新宿区発足。

決して広くはない新宿区も、こうしてみるとかつてはけっこう細分されていたわけである。
問題の大久保町は、現在の大久保・百人町・歌舞伎町の一部・新宿5~7の一部等に相当する。


mh94-1大久保町下水蓋03081350 mh94-2大久保町下水蓋紋章部 
新宿7丁目の相当込み入った辺り、銭湯のある付近の路地に7枚ほど残っている。中央の紋章は、「水」を「大」ともう一文字で囲んだ物。もう一文字は、下水蓋の紋章デザインのセオリーに従えば下水の「下」なのだろうが、ちょっと変だ。「工」の字みたく見える。

mh94-3大久保町下水蓋摩滅
中には摩滅の激しいものもある。

   ※   ※   ※   

なお、本来町域外の西新宿5丁目に越境した蓋が一枚残っている。ここは本当なら淀橋町であるはずなのだが。

mh94-4大久保町_区域外 mh94-5大久保町_区域外 mh94-6大久保町_区域外
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因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



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