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    マンホール(101):東京府のコンクリート下水蓋

    以前、東京市の古いコンクリート蓋を紹介した。
    このダイヤ型の穴が散らされた蓋は、「マンホールのふた 日本篇」によるとコンクリート式の蓋が最初に考案された当時の様式であるという。
    筆者は上記記事のものの他には、荒川区東日暮里6と港区白金台5(まだ記事を書いていないが白金燈孔銀座のある暗渠の上流部)の2箇所で見つけたにとどまる。やはり現存数はかなり限られているようである。

    先日阿佐ヶ谷を歩いていたところ、青梅街道沿いの横断歩道で同じ様式の蓋を見つけた。

    mh101- (1)

    mh101- (2) mh101- (3)
    だが紋章を見ると東京市のものではなく東京府[1,2,3参照]のものだった。この様式が東京府でも採用されていたとは知らなかった。

    貴重な発見かと思っていたら、路上文化遺産DBにはとっくに登録されていた。うっかり見落としていたのだ。
    別にオチはない。教訓は「マンホ道を往く者はDBから目を離すな!」ということで。
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    rzeka

    Author:rzeka
    マンホール等探索者。

    因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
    rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



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