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マンホール(124):白金の燈孔

前回の記事で、Twitterの#manhotalk界隈では「弁天町を上回る規模の燈孔銀座も発見されている」と書いたが、それこそが今回ここに紹介する白金の燈孔銀座である。
発見者は、昨秋のマンホールナイトのプロデューサー氏で、ブログ「マンホールにハマレ」の主。この燈孔銀座発見の顛末はマンホールナイトでも触れられていたはずだ。

    ※   ※   ※    

問題の燈孔銀座は、これまでの殆んどの事例と同様に暗渠上にある。流れの名は、「東京ぶらり暗渠探検」によれば三田用水白金分水。山手線の線路近くで三田用水から分岐し、港区と目黒区の境界線上を通って東進、白金6丁目などを通り古川(渋谷川下流側)に合流していた。現在は下水道白金幹線である。

この記事では、とりあえず首都高目黒線より下流(東側)からはじめよう。

mh124- (1)
暗渠上に立って。南東方向を見ると、斜面になっているのがわかる。たしかにここは谷筋である。
多分このへんからは天然の流れで、三田用水からここあたりまでが人工水路なのではないかと思う(自然教育園内に、天然の水源の一つが今もあるらしい)。

mh124- (3)
暗渠周辺にはよくある感じの小公園。奥側は自然教育園の敷地であろう。よく見ると、山手線内ではめっきり見なくなった木製電柱が立っている。この電柱の存在に気づいたのは、訪問・撮影の半年以上後のことだ。

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河川周りや谷筋の低地にはよくある排水室。

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植え込みに食い込んでいるこれは、排水室以上に川と関連の強い泥吐室。

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同じく植えこみに食い込んだこれは、東京市下水道の初代コンクリ蓋ではないか。私にとっては三例めの発見である。この流れの暗渠化が昭和一桁後半~昭和10年代の築造であることがうかがわれる。

mh124- (6)
下流に行く道の途中には井戸のポンプが。

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そして、肝心の燈孔銀座の入り口。首都高高架下の横断歩道から望む。

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早速燈孔第一号が、きっちりセオリー通りの屈曲部に現れた。

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…ん、これは。いままで見たことのないデザイン。穴がないじゃないか!

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進んで、次の曲がり角が見えてきた。なにか大きな物があるのは、なんぞや?

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立派な縁石を備えた大径の丸蓋であった。そのさらに先には燈孔。

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先程のと同じ穴なし燈孔が二、三枚。縁石付きの丸蓋もまだまだある。

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弁天町や笄川で見たのと同じ、穴ありの燈孔もある。

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哀れにも傷付いた子も。コンクリの入り具合を見るに、もう開閉できないようだ。

mh124- (21)
ついでに。近所にはこんなのもいた。あまり見かけない気がする。


なお、前掲の「東京ぶらり暗渠探検」には、じつは燈孔の写真がちゃんと載っている。この本の筆者は燈孔がいかなるものなのか知識がないらしく、スルーしているのが惜しまれる。
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Author:rzeka
マンホール等探索者。

因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
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