マンホール(127):荒玉水道の泥吐室蓋

昨日に続き、荒玉水道の蓋である。きょうは泥吐室を紹介する。

この蓋の存在は、昨年のイベント「マンホールナイト」の際にはじめて知った。
このとき得られたのは「杉並区内に一枚残っているらしい」というだけの情報であったが、「荒玉水道誌」の付図などにあたることでかつて杉並区内に設置された泥吐室の大まかな箇所をつかむことができたので、実際に探索に行ってみた。

「荒玉水道誌」によれば、桃園川沿いに4ヶ所、善福寺川沿いに3ヶ所、その他に1ヶ所の合計8ヶ所ほどに泥吐室があったらしい。阿佐ヶ谷駅付近から順番に攻めていくと、旧馬橋の付近にてこいつを見つけることができた。

mh127 (6)  mh127 (7)  mh127 (5)
時間帯がいかんせん悪い。ちょうど陰が蓋をまたいでしまう…。

mh127 (1)  mh127 (2)
斜めの角度から。キャムバ(反り)の大きさがわかる。

mh127 (4)
比較的、全体像のつかみやすいアングル。

mh127 (3)
旧馬橋の名の掘られたモニュメントが立っている。その右側、二本のカーブミラーの根元の中間くらいに蓋があるのだが、お分かりだろうか。

mh127-15.jpg  mh127-16.jpg  mh127 (8)
橋桁風の構造物があるが、その上面に空気弁の小さな角蓋が。標高の高い蓋である。

    ※   ※   ※    

この蓋を確認したあと、杉並を縦断し、善福寺川の泥吐を見に行った。

mh127 (9)
そこには目当ての蓋はなかったが、いまでもその箇所は雨水吐きになっていた。

    ※   ※   ※    

後日、天沼1丁目と2丁目の間の、特に何もなさそうな道を歩いていたところ、同じ蓋をもう一枚見つけたのでたいへん驚いた。
「荒玉水道誌」の排水系統図には描かれていなかったはずなのだが…。

mh127 (10)  mh127 (12)
ちょっとコンクリートをかぶっている。

mh127 (11)
これまた桃園川沿いにある。

mh127 (13)  mh127 (14)
だいぶ暗くなっていたが、例のごとくキャムバを捉えるアングルで。


   ※   ※   ※   


最初の馬橋の蓋を撮り直してきたので追記。

mh127-17荒玉水道  mh127-18荒玉水道補遺 (3)  mh127-19荒玉水道補遺 (4)

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

rzeka

Author:rzeka
マンホール等探索者。

因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



当ブログについて:リンクはご自由に。拙文がリンクされるようなサイトの話題には多分関心があるので、よければリンク張ったら呼んで下さい。画像の直リンクはfc2の環境上望ましくない(ちゃんと表示できないケースが多い)ようですので、あまりおすすめしません。なるべく記事ごとかブログトップ、カテゴリトップへのリンクを推奨します。但し、文章・画像その他すべての著作権は当方に帰属します。 ©rzeka

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
検索フォーム
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
amazon
2012.6~
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
リンク