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    マンホール(148):東京都の右書き消火栓

    これまでに紹介した東京都の消火栓角蓋は大部分が格子が浮き出た地紋のものである。

    この様式が制定される以前は、逆に格子が凹みダイヤ型が浮き出る地紋の蓋が設置されていた。
    上のリンクでいうと、新宿西口の蓋がそれに当たる。
    マンホールのふた」が出た時分には珍しくなかったこの様式だが、今となってはそうおいそれと見つかるものではなくなっている。
    そんな中でもとりわけ希少なのが、右書き(右から左への横書き)で「栓火消」と記された蓋。築地や板橋などに若干の現存報告があるだけのその蓋を、先日北区西ヶ原1丁目で新たに発見した。

    mh148 (6)
    雨に濡れてぬらっと光る蓋。遠目にもダイヤ柄がわかった。

    mh148 (1)simohuri  mh148 (2)
    近寄ってみるとこの通り、「栓火消」だった!
    どうやら、「マンホールのふた」19頁のキャプションに言及のある単口消火栓というやつで間違いなさそうだ。
    昭和31年の仕様書では左書きになっているというから、戦後復興期くらいのものだろうか。このあたりは空襲でだいぶ焼けたと思うので、戦前というほど古いものではあるまい。

    mh148 (4)  mh148 (5)
    文字部分と紋章。市章or都章が横向きの気がしますが…。






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    rzeka

    Author:rzeka
    マンホール等探索者。

    因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
    rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



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