マンホール(177):江戸川上水町村組合の消火栓

上水道の大きい鉄蓋として最もありふれているものは消火栓の蓋であろう。それは昔も今も変わらない。
しかし、戦前ものの古い消火栓蓋は今日殆んど残されていない。
それも当然で、消火栓蓋は定期的に点検やメンテナンスが行われ、不都合のあるものは取り替えられやすい。
また退役した蓋をそこらに残しておくこともあまり奨励されないだろう。使えもしないのに、近隣住民などがいざというときに当てにしてしまっては困るからだ。
というわけで、私が今まで見つけた消火栓蓋で昭和20年代まで遡れそうなものは東京市/都の右書き蓋目黒町の蓋の二種にとどまっている。
前者は比較的状態もいいことから現役の可能性も大きい。後者は疑いなく昭和一桁の物件だが、建造物のほぼない公園のど真ん中に孤立してあるだけなので、退役と見て間違いない。

さて、それでも広い東京にはまだまだ意外な物件が眠っているもので、旧千住町域で江戸川上水町村組合の消火栓が見つかったらしいと聞いて行ってきた。
北千住のどこかというだけの断片的な情報だけを手がかりに踏破することしばし、目的の蓋は私有地らしきところに車の下敷きになっていた。

mh177江戸川上水消火栓 (1) mh177江戸川上水消火栓 (2)

mh177江戸川上水消火栓 (3) mh177江戸川上水消火栓 (4)
鑑賞には不向きだが、ふた自体の状態は良い。紋章部も良好。
どうやら「マンホールのふた」によれば単口消火栓であるらしかった。
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