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名画座の記(1) 「黒い花びら」瑞穂春海・1960

本題のマンホール下水暗渠記事は当分取材に行けないので書けない。
苦し紛れに名画座で見た映画のことでも書く。

12/6からラピュタ阿佐ヶ谷で始まった特集「歌謡曲黄金時代 1960's」に行ってきた。
見たのは瑞穂春海監督「黒い花びら」(東宝配給・東京映画製作・1960年1月公開)。
水原弘のヒット曲「黒い花びら」の映画化で、主演は本人。脇を固めるのは水野久美、織田政雄、菅井きんら。
監督の瑞穂春海という人は、東宝系では森繁久彌の喜劇や三人娘ものを撮っていた娯楽畑の人。私が観た彼の作品は同じくラピュタ阿佐ヶ谷で観た「天上大風」のみ。これは彼にしてはシリアスなサラリーマンものでした。
晩年は生家の善光寺塔頭蓮華院で住職を務めたとか。東宝では役者の草川直也も僧になっているらしい。

当時は結構歌謡曲の映画化というのがよくあって、今特集の上映作はそんなのばっかりだ。日活や大映・松竹がよく作っていたが、東宝系ではそれほど多くない。今特集でも東宝系はこれ一本のみ。
ちなみに、東京映画は宝塚映画と並ぶ東宝の子会社で、配給は東宝が担当していた。軽めの娯楽映画を中心に、東宝本体とはやや顔ぶれの違うキャスト・スタッフで製作していた。
「黒い花びら」は本編67分と短い。同日封切の「現代サラリーマン読本 恋愛武士道」の添え物だったと思われる。

主人公・弘は悪い仲間から足を洗って今はバーテンをやっており、過去を振り切って恋人との新生活を始めようとしている。そこにかつての仲間が現れ、犯罪計画に引き込もうと脅迫する……という、まあよくありすぎる物語ですな。
展開も結末もお約束といえばお約束そのものだが、短いなかに近所の子供とのエピソードやら歌やらバイオレンスやら、あれこれと詰め込む手際はさすがに長けている。 (※ネタバレ結末は上のリンク先のものとは違ってハッピーエンド。

見どころは、ヤクザの頭・熊木を演じる太宰久雄。タコ社長以外を演じる太宰久雄を見たのは初めて(いや、ほかの山田洋次作品でなら見たことあるか)。


水谷弘って名前は聞いたことはあると思っていたが、思い出した。昭和B級コミックソングの名曲「へんな女」の人だ!
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因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
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