マンホール(240):東京市電気局の丸蓋
長らく記事を書いていなかった。これではいかんと適当に未掲載の画像を拾ってきて載せる次第。
とはいえ世間のマンホール界では既知のものばかりで特段の新発見はない。

たいへん磨耗していて字がよくわからないのだが、「マンホールのふた 日本篇」p.70.に掲載された「市電燈」のものと同種と思われる。そう思ってみると一文字目は「市」にみえる。
東京市電気局は、市電の運行の他、昭和17年の戦時統合までのあいだ一般への電力供給をも行っていた。そのための電線路であろうと思う。
これは三田警察署附近でみつけたものだが、札の辻交差点・浅草通り・六本木等にも「市電燈」は篇損している模様だ。

東京市電気局は、都章の6本足が折れ曲がった形の自前の紋章を持っていた。これは実は現在の東京都交通局にも受け継がれているようで、都電荒川線周辺などでたまに見かけることがある。
この境界石はどちらのものだか判然としないが、古ければ市電気局まで遡るものである。
とはいえ世間のマンホール界では既知のものばかりで特段の新発見はない。


たいへん磨耗していて字がよくわからないのだが、「マンホールのふた 日本篇」p.70.に掲載された「市電燈」のものと同種と思われる。そう思ってみると一文字目は「市」にみえる。
東京市電気局は、市電の運行の他、昭和17年の戦時統合までのあいだ一般への電力供給をも行っていた。そのための電線路であろうと思う。
これは三田警察署附近でみつけたものだが、札の辻交差点・浅草通り・六本木等にも「市電燈」は篇損している模様だ。

東京市電気局は、都章の6本足が折れ曲がった形の自前の紋章を持っていた。これは実は現在の東京都交通局にも受け継がれているようで、都電荒川線周辺などでたまに見かけることがある。
この境界石はどちらのものだか判然としないが、古ければ市電気局まで遡るものである。
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