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2016年に観た映画

2009年版(仮集計)同(完全版)
2010年版2011年版
2012-13年版2014年版
2015年版

今回の記事はこれらのつづきである。……このブログも最近更新してないけど長いなあ。

【月毎の本数】
1月:18本    2月:13本    3月:9本    4月:10本    5月:4本    6月:9本
7月:3本    8月:4本    9月:3本    10月:8本    11月:10本    12月:11本

……締めて、102本。2009年(120本)以来の3桁の大台である。
去年より倍近く増えた。まあ例のごとくマニアしか観ない戦前短編とかをだいぶ含む本数ではるが。


【劇場別本数】
頭に●がついているのが今年初めていった劇場。
気に入ってリピートした新作が例年になく多かったので、上映スケジュールと相談してあちこちのシネコン支店に赴くこととなった。
大学や賃労働先からだとどこへ行ってもそれなりに電車賃は一緒なので、首都圏の結構あちこちに行っている。
今年の102本は、リピート抜きのユニーク数でいうと80本余りとなるのだが、そのうち16作品が2015-16のものだった。一方、戦前作品が25本ほどで、うち10本は活動弁士付きの無声映画だった。今年はとうとう無声映画鑑賞会なるものにも入ったのであった。


ラピュタ阿佐ヶ谷 21
立川シネマシティ 12
神保町シアター 9
シネマヴェーラ渋谷 8
新宿バルト9 6
●無声映画鑑賞会(各会場) 5
新文芸坐、●TOHOシネマズ新宿 4
●TOHOシネマズ日劇 3
●TOHOシネマズ錦糸町、●イオンシネマ幕張新都心、●テアトル新宿、シネ・リーブル池袋、新宿ピカデリー、ユナイテッド・シネマとしまえん、目黒シネマ 2
川崎市市民ミュージアム、ポレポレ東中野、●イオンシネマ市川妙典、●シネマサンシャイン平和島、●イオンシネマ港北NT、TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズスカラ座、キネカ大森、●TOHOシネマズ西新井、●TOHOシネマズみゆき座、TOHOシネマズ日本橋、●有楽町スバル座 1

自主上映会・映画祭等 4




長くなったので、追記の方でベスト10と好企画をまとめる↓

【スクリーンで観に行ってよかったもの11本】
観た順。

パーフェクト・ブルー」(1997/今 敏)@川崎市市民ミュージアム 1/9
今 敏の劇場映画第1作。あとの3本はすでに早稲田松竹で観ていたから、劇場版はすべてスクリーンで観たことに。
新年早々川崎まで行く価値のある、昔懐かしいチェンジマークの浮かび上がるフィルム上映だった。しかし全部で映画は4本しかないんだと思うと本当に早逝が惜しまれるのだ。

忠次旅日記 デジタル復元版」(1927-28/日活/伊藤大輔)@ラピュタ阿佐ヶ谷 1/11
高槻真樹『映画探偵』を読んで一度は観ておかねばと思った日本時代劇の革新的傑作だが、ラピュタの好企画で早速その機会を得たので朝早く並んだのである。開映前には満員となり、電車が遅れなかったことに感謝した次第。で、内容なのだが、思ったより残存状況は良くて話のつながりも分かる。映像のいちいち決まった構図も悲壮美もなるほどこれは只者じゃない、と思わせる。だが、贅沢を言えばこれは16fps、活動弁士付きの上映でないと真価がわからない映画でもあると思う。説明字幕はところどころ文字の装飾がものすごく、また分量も多いので、読み切る前に先に進まれてしまうのだ。未DVD化

情無用の罠」(1961/東宝/福田純)@神保町シアター 3/17
個人的に昭和30年代東宝アクションは大好物なのだが、今年は残念ながらこれくらいしか新しいものをみることはできなかった。
当方の都合のせいではなく、どうもこの手の映画の上映企画じたいが減っているようなのだ。名画座の企画に関わる複数の筋によれば、最近の東宝は旧作の上映用プリントをせっせと処分しているらしいのだ。次の機会に……とかつて見送った映画の数々が、ニュープリントが焼かれない限りもう観れないという。
この映画は主演・佐藤允、刑事・中谷一郎、その上司・向井淳一郎など東宝俳優陣(主だった役どころにも当時としては二線級多し)の活躍が光る。役者になりたての草川直也も出ていて、のちの顔ともちょっと違うようにも見えて良い。未DVD化

ゴジラ対ヘドラ」(1971年/東宝/坂野義光)@神保町シアター 6/2
キワモノとして知られるが、これくらい冒険していないことには、却って今日観るに足るものにはならんように思う。
欠点はゴジラが出てきて怪獣プロレスをはじめると途端につまらなくなること。

ブラック・コメディ ああ!馬鹿」(1969/東宝/須川栄三)@シネマヴェーラ渋谷 6/9
小沢昭一演じるサラリーマンが上司・小林桂樹の愛人・高橋紀子に振り回され、さんざん空騒ぎに巻き込まれた挙句発狂!というひどい話なのだが、当ブログ的に特筆したいのは東京都下水道のコンクリ蓋を開けて中に入ろうとする場面があること。ちょっと蓋が軽そうではあるが、人孔竪穴の入り口などの再現度もなかなか良い。未DVD化

ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」(1992/須田裕美子・芝山努)@シネマヴェーラ渋谷 6/15
児童向けアニメのメジャータイトルに、サブカル系の変な歌をぶち込んでミュージカル化した変な映画。なのだが、たま「星を食べる」に絵をつけた部分がとても良いのである。多数の使用曲の権利関係のせいで(と言われている)未DVD化

シン・ゴジラ」(2016/東宝/庵野秀明) @立川シネマシティ 7/29
喜べ、やっと新作が登場である。実のところ予告編を見た限りでは全く期待していなかったが、まあ東宝ファンが見もしないわけにはいくまいと思って、平日1000円を良いことに初日(金曜)に立川シネマシティに行ったのである。あれだけ評判を取った作品とあって内容に贅言する必要はないと思う。みごと封切当日に行ったことを後々自慢できる作品と相成り、夏の間だけで5回も行き、しばらく間をあけて年末になってからも2回行った。

ぶっつけ本番」(1958/東宝/佐伯幸三)@ラピュタ阿佐ヶ谷 8/24
このリストで一番無名な映画だと思う。タイトルだけ聞くとあわやポルノかと言われそうだが、これまた東宝映画である(それにしても東宝だらけのリストだな、もっといろいろ観るべきだぞ私は)。
フランキー堺演じるニュース映画カメラマン、特種のためには無茶ばかりして家庭を顧みない猛烈ぶりの末、ついには…という話だが、実際のニュース映画をも使った取材シーンの緊迫感や、フランキー堺の味を最大に活かして安易なお涙物に堕するを免れたホームドラマ、堺左千夫・仲代達矢らの助演陣の好演などが奏功し、凛とした秀作に仕上がっている。佐伯幸三という監督は二線級のアクションや喜劇ばかり撮っている印象で正直言って軽く見ていたが、こんな作品が埋もれていたとは驚かされた。

七人の侍 4Kリマスター版」(1954/東宝/黒澤明)@TOHOシネマズ新宿 10/10
午前十時の映画祭7で4Kリマスター版をかけてくれたので、とうとうスクリーンで観ることができた。これに関しては説明等不要。減点箇所が思いつかなかったので、キネノートではじめて100点をつけた。

この世界の片隅に」(2016/片渕須直) @立川シネマシティ 11/12
なんとキネ旬ベストテン第1位・監督賞まで獲ってしまった。疑いなく全盛期の成瀬巳喜男あたりと肩を並べるだけの傑作を私は封切り当日に観たのである。原作漫画は以前作ったブックリストにも含めたことがあるがこれまた漫画史上の傑作なので、首尾よく映像化が可能だとしても見劣りは避けられないかとも危惧していたが、そんな憂慮を監督は綺麗さっぱり払拭してくれた。

雄呂血」(1925/阪妻プロ/二川文太郎) @第700回無声映画鑑賞会 11/24
これはもう説明不要でしょう。上記「忠次旅日記」と並ぶ最重要作でありながら全編がきれいに残っていて、ソフトやYouTubeで容易に観られるのだから現物を観てほしい。
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Author:rzeka
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因果なことにアカデミックニート=人文系大学院生でもある。
rzekaはポーランド語で川の意。因みに発音はIPAだと[ˈʒɛka]になる。「じぇか」に近い音。



当ブログについて:リンクはご自由に。拙文がリンクされるようなサイトの話題には多分関心があるので、よければリンク張ったら呼んで下さい。画像の直リンクはfc2の環境上望ましくない(ちゃんと表示できないケースが多い)ようですので、あまりおすすめしません。なるべく記事ごとかブログトップ、カテゴリトップへのリンクを推奨します。但し、文章・画像その他すべての著作権は当方に帰属します。 ©rzeka

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